大谷の1,000億円という契約がすごいわけですが、どうやってそれが捻出されているのでしょうか。
大谷のおかげで、毎日のようにBSでエンジェルスの試合を日本でも中継していますが、結構スタジアムがスカスカなんです。

放映権で稼いでいるということなんですけど、どのくらいのスケールの話をしているのか、よくわかりませんでした。
日経新聞に数値が出ていましたので、そこから拾ってみましょう。

MLBの収益は年間108億ドルということです。およそ1.5兆円。
多くは放映権の販売収入ということで、MLBは22年からESPNやFOX、ターナースポーツとそれぞれ7年総額30億〜50億ドル規模で契約している、ということです。

年間規模に直すと、年間6−7億ドル、3社で20億ドル程度で、88億ドルがよくわかりません。ケーブルテレビ局との契約が上記3社だけではないでしょう。NHKも当然、放映権を買っているわけですし、中南米などメジャーリーガーを国外で排出している国では、放映権を欲しがっているはずです。韓国もしかりです。

これをパクろうと思うと、世界中から注目されるプレーヤーを集める必要があり、日本もメジャーリーグに加入するか、アジアパックでのインフラになるという手もあるかもしれません。

いずれにしてもこれだけの収入があれば、feeも払えるわけです。球場の収入だけでなく、それ以外の収入確保ができるのが、メジャーリーグの強みなのでしょう。

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