柔道の国際大会が数千万円の赤字で継続困難、気候サミットが美辞麗句のオンパレードでファンドが商売にならないということです。

これまでどうやって続けてきたのか、という疑問もありますが、資金を集めるときには期待値が大きく作用します。
将来役に立つ、稼げるかもしれない、という期待に資金が集まります。スタートアップに対する投資はまさにその典型です。

これ自体はまったく問題のないことなのですが、誰かが期待値だけでなく、結果を出していかないといけません。
その結果は売上であり、利益であり、それが難しい場合には寄付も含めて資金調達をすることです。

さらに儲かっていればよいわけではなく、より結果を出しやすい、期待値の高い領域に集中するため、コスト削減は続けていきます。ビッグテックがリストラを続けているのがその証拠です。

ざっくりいうと、何を続けるのは、続けるための金のことを真剣に考え、実践することが、思ったよりも重要なのです。
現場や顧客、そしてスタッフが重要なことはいうまでもありません。彼らによりよい環境を提供するにも金が必要なわけで、実際に稼いで、投資して、継続していく、というスタンスがないと話にならないのです。

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