OPEN AI騒動は大変です。

資本の論理、またそれを外そうとした意図が逆効果になったなど、テクニカルな論点はありますが、ちょっと視点を変えて考えてみたいと思います。

事業の基本は、自分ができるようになったことを多くの人に広めることなのだと思っています。
美味しい料理が作れるようになったら、それを多くの人に楽しんでほしい。生成AIの進化に寄与できそうであれば、多くの人がより便利にそれを使えるようになってほしい、だからやってみる。それが基本だったはずです。

一方で、そのためには人との協力が必要で、お金もかかる、だから複雑な仕組みができて、今度はそれをすり抜ける方法を考えることが、下手をするとコンサルティングであったり、アドバイザリー業務として増えてくる。悪いことをやっているわけではないし、お金ももらえるけれど、すっきりしない、ということがよく起こるでしょう。

才能や行動力のある人や組織には当然、それを活かしたい資本が寄ってきます。
うまく協働していくためには、知識や経験も必要です。そのためには基本的な知識を身に着けることと、信頼できる本物の仲間を作ることが大切なのだと思うのです。

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