ロールス・ロイスが2,500人、リンクトインが668人、野村HDが20人、人員削減するということです。
削減のスケールが随分違いますが、業種、場所を問わず、人員削減が起きています。

企業側の都合が発端であることは間違いないのですが、これは人的資本の最適化にとっても必要だと思うのです。

その企業にとって必要性の低い人材は、より自分が活きる場所で働くためのよい機会でもあります。
M&Aも、オーナーシップの最適化であり、一番うまくビジネスを展開できる場所で経営をしてもらうためのものである、ということは昨日も説明したとおりです。

https://ma-japan.info/archives/149829

そのためには自分のスキルを磨くことと、外の世界に目を向けることでしょう。
転職に備えるということだけでなく、周りが何を考え、実行しているのか、これは5年10年スパンで蓄積をしていくと、目に見えるような違いが出てきます。

関心を持ち、調べ、知り、経験する。これを自律的にできるようになることが、重要なことで、こんな人を企業や経営者は探しているのです。

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