イオンの第２四半期の決算が発表され、増収増益、しかも１０年間赤字であったイオンのスーパーを含むGMS部門が黒字化しました。

決算短信は→https://ssl4.eir-parts.net/doc/8267/tdnet/2344268/00.pdf

セグメント情報を見ておきましょう。

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

GMS部門が売上１．６兆円でセグメント利益が３６億円の黒字になっています。前期が３７億円の赤字です。
イオン全体としては、１，１７６億円の営業利益です。

ですから、イオンのスーパーの黒字貢献はまだまだ一部と言えますし、２０−３０億円の赤字はグループ全体として吸収できる数値であることも事実です。そしてイオンのスーパーがあるので、金融やディベロッパー部門がやっていけることも事実なので、赤字だからといって貢献がないわけではまったくありません。しかし、イオンのスーパーではない、スーパー部門であるSM部門はかなりの黒字をあげていることも事実です。

そして、黒字化したイオンのスーパーの利益率は０．２％です。本当に厳しいなかで競争をし、結果を出している。
全体への影響は小さいのですが、これは相当な企業努力の結果としか表現できません。

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