新生銀行が上場廃止します。SBIグループとして非上場となります。

公的資金が投入されている企業ですが、株主である政府へ返済をするには株価をあげる必要がありました。
これが非上場になり、事実上、その返済方法はなくなりました。

そもそも株主は会社に対して、資金返済を求めることはできません。
出資は融資とは違うのです。

そうなると、配当など返済となりますが、配当というのは税金負担後の配分であり、メチャクチャ効率が悪いのです。

冷静に考えるとただでさえ返済が厳しい新生銀行は数少ないオプションを失ったことになります。
次にありうるとするとSBIと合併、株式移転などで、新生銀行株式をSBI株式にスワップすることです。

それにしても新生銀行の価値があがらないと公的資金への返済は難しくなります。

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