起業をしたい、新規事業を始めたいというときに、事業計画を立て方を勉強することは悪いことでは決してありません。しかし、それでは事業は始まりません。

始めるネタが必要なのです。

それは世の中の困りごとであったり、よりよくすることができることなのですが、さらに大切なことは、それに対するソリューションを提供できること、要するに、「できること」なのです。

自分のできることと、世の中に必要とされていることをマッチングさせる必要があります。

すでにできること、ネタが多いなら、それと世の中に必要とされることをどうあわせていくかを考えていくことになります。これにも相当な試行錯誤が必要になるでしょう。

そうでない場合には、まず必要とされること、やりたいことを探し、それができるようになるために何をしなければならないのか、というギャップを明確にすることが何よりも大切です。

それさえはっきりすれば、あとはギャップを埋めるために自分のスキルをあげる、また必要な経験のできる仕事や職場を探すといった具体的な行動が見えてくるはずです。これには時間がかかります。

タイパは重要で、特にすでにできることがたくさんある場合には、それをどう活かすかということに注力できます。この場合にはタイパはメチャクチャ大切です。

それではこれから自分のスキルを上げる場合はどうでしょうか。もちろんタイパは重要です。しかし、これから自分の実力、そしてそれが世の中に必要とされ、お金を稼げるようになるまでには時間がかかります。この場合にタイパを重視しすぎるのは逆効果になることもあるので、注意が必要ということなのです。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。