バス運転手が不足している問題についてです。

現在の運転手の皆さんの平均年齢、残業代の規制、その他が原因ということですが、過酷な労働環境にいらっしゃる方の環境を改善することは当然でしょう。

それを前提とするとやっていけないので、効率運営をする、外国人労働者の活用を考えるというのは当然なのかもしれませんが、それだけで済むの問題なのでしょうか。

給料が高ければ人が採用できるわけではありませんし、人の採用は本当に難しいも問題です。
できるかぎりの企業努力をしても、補えない部分があるならば、ビジネス的には値上げ、それが叶わない場合には撤退するしか方法がありません。外国人運転手の方に、そんな厳しい条件の仕事を丸投げして済む問題なのでしょうか。日本円でも安い給料で、さらに円安環境では、そんな簡単に人の採用などできるはずもないのです。

よく公共交通機関といわれます。公共って難しい。電車やバスは公共のものなのでしょうか？現在、国が都道府県、市町村が運営している公共機関は一部で、ほとんどが民間企業が運営しています。そこでは、赤字では続けられません。それでは国が補助すればよいわけですが、財政は火を吹いており、今後よりコスト削減をしなければいけない状態です。

それでは、生活ができなくなるという人のフォローをどうするのか、という点が課題になりますが、それを全部民間に丸投げして問題が解決するわけはないのです。

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