NTTデータがNTT本体に組み込まれる可能性がある、業績好調な素材メーカーも世界レベルで見ると規模が小さく、買収リスクも大きいということが日経で報道されています。

大きな流れとして本誌はこう見ています。

インフレが進み、物価は高くなります。当然、品質や販売網の整備も高レベルでやっていかないとその環境には対応できません。
ドンドン寡占化が進む流れになるでしょう。情報通信の高速化もこれに拍車をかけるはずです。というはとっくにかかっています。

一方でそれは、利益の独占を産む可能性が高くなり、公取が監視の目を強くしないといけません。

それでも寡占化は続いていくはずです。そうしないと経済的にもたないからです。

では、個である私達はどう選択をすべきなのでしょうか。

１つは寡占化できる組織やチームにはいって、そこで活躍することです。
そのためには、個にとってまともなリーダーがいることが必須です。これを見間違えるとブラック企業の餌食になります。

もう１つは個々の力を活かして規模は最優先事項でなく、勝負していくことでしょう。
こだわりの職人の料亭とか、地域に根ざしたバリバリ特色のあるスーパーのようなイメージです。
これも本当に簡単ではありません。

消費者の眼はドンドン厳しくなっています。価格がドンドンあがっていくわけですから、そこからホンモノを見抜くようになっていくはずです。

規模を追うとしても、個で勝負するとしてもホンモノでないと生き残っていけない、その厳しさはますます厳しくなっていくでしょう。

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