東京のオフィス空室率が６％台半ば、と低空飛行を続けています。

一方であたらしい巨大なビルは増え、東京ミッドタウン八重洲などは満床で開業しています。
巨大なビルに創業後すぐに入居できる企業はほとんどありませんから、どこからか移ってきているはずです。

この環境ではより小さいビルの入居率は相当厳しくなります。そうした不動産のオーナーは中小企業、個人も多いはずで、当然融資を受けていることも多く、この状態が続くと彼らの財務への影響は大きくなります。

マーケットとしてはこういう状況で、ミクロでみると、そんな心配はないよ、満室順調、という物件ももちろん多いはずですが、そうでない物件も増えているはずです。

こうしたものの不安が一気に爆発するとバブル崩壊という事態も想定されます。

大切なことはそのリスクを想定し、ビビるのではなく、具体的な対応策を考え、実行することです。

慎重に考え、大胆に実行する。言うは易し、行うは難し、ということのオンパレードが、問題解決であり、意思決定であり、経営なのだと思うのです。だからこそ問題解決者の仲間のネットワークを強化していかないといけないと強く思うのです。

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