西武百貨店がストにはいるということです。

要求は西武百貨店の売却中止です。それは受け入れずストに入るということです。
働くひとの正当な権利でしょうからドンドンやってほしいです。

しかし、そもそも西武百貨店をセブン&アイが売却するのは、赤字が解消できないからです。
株主が儲かっているのに自分のことだけを考えて売却するわけではありません。

今回譲渡にともなって９００億円の債権放棄をします。
これは過去の損失を補填する資金であったのでしょうが、セブン&アイはこれはもう諦めたわけです。

ということは買ったほうは何かを変えないともう西武百貨店は持たないのです。

その前提でものごとを考えることが大切です。
自分たちの正義は、部分最適につながります。

余裕のあるときは部分最適が維持、容認されることも多いのですが、緊急事態ではそうはいかないのです。

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