広島サミットについては、相当色々な意見がありますし、メディアが報道をしていますので、そちらもご確認ください。

外務省もオフィシャルに情報開示をしています。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page1_001673.html

ゼレンスキー大統領も呼び、ウクライナ支援で欧米諸国と一致して声明を出す一方、核兵器の脅威を少しでも遠ざけるためのステップとはなったと思います。

本誌が気になったのは、ウクライナ支援のスタンスです。これは間違いと思えませんが、ロシアと欧米諸国の対立構造がより明確になりました。それに日本が完全に乗った形です。

批判をして済むなら問題解決は簡単なわけで、そう簡単に解決できないので今があるわけで、日本はロシア、また中国と地域的な隣接関係にあり、アメリカとの間にある地政学観点からは、明らかにどちらの陣営に肩入れをするのではなく、緩衝、または交渉役になりうる立場にあります。

戦争で当事者同士に問題がないということはありませんので、批判できる要素はいくらでもあるはずです。
こんなことを続けたくはない、それは誰も同じで、それでも譲れない問題があるわけで、戦争はまったく是認できませんが、起きてしまったあとにそれを言っても何も解決しないわけです。

批判するところは批判し、こじれた問題を解決するために、何をすべきなのか、その役割を果たすためには日和見といわれようが、優柔不断といわれようが、ロシア、中国との関係も一気に悪化させることは避けなければならないと思うのです。

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