フランスのデモも激しく、これは年金支給開始年度が遅れることが主要因です。
もう引退できると思ったのにふざけんじゃえぞ、ということなのでしょう。よくわかります。

日本では技能実習制度の改善が進められそうです。技能実習制度とは、発展途上国から人を日本に派遣してもらい、技能を身に着けて、国に帰って貢献をしてもらうという制度です。そんな余裕は日本にそもそもあるのか、という疑問もありますが、これが人材不足の穴埋めに使われているのが実態です。実態と制度の乖離が大きすぎて、これはもうルールを変えないとトラブルがとまらないという状況です。

なぜこんな問題が起きているのでしょうか。

年金については日本でも同じ問題を抱えているのですが、国に年金を十分に払えるだけのお金がないのです。
だからもっと働いてもらわないといけない。

日本での人材不足については、いろいろありますが、給料が安いということもその原因でしょう。
だからといって安い賃金で外国人にキツイ仕事をやってもらえばいいじゃん、というほど日本経済にも日本円にも力はもうありません。さらに日本の財政はメチャクチャです。

この実態をどれだけの人が理解をしているのか、というと心許ありません。

働くことは楽ではありませんが、それしか選択肢がないなら、「さあ、働こう。」

少しでも楽しく、やりがいのある仕事をする方向に舵を切ることも必要です。
国にも企業にも金がありません。政治家、経営者はその中でどうやってバランスをとっていくのか、ものすごく難しい判断をし続けないといけません。まさに答えがない時代です。

その中で活躍できるリーダー、それを支えるフォロワーをたくさん生み出していく必要があります。
そのためにはやはり教育が重要です。「さあ、学ぼう。」

「さあ、働こう。さあ、学ぼう。」
これが自分たちを豊かにする、幸せになる、ための合言葉になってほしいと強く思います。

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