ディズニーが株主の影響で7,000人リストラ、メタバースチームも解散、という散々な内容です。

よく読むとメタバースチームは50人で、7,000人のうちのごく一部です。
株主ってのはそんなに偉いのかというと、偉いのです。
それはオーナー、所有者なので、それは仕方がないのです。
法律で株主の権限を弱めるかというと、それは投資抑制にもつながりますので、簡単ではありません。

特に上場企業の価値＝時価総額というのは将来の期待値から成り立っているものですから、株主から資金を前借りしているようなものです。株主の影響が大きいのは止むを得ません。

しかし事業が軌道に乗り、あるいは軌道に乗る前に資金需要がないのに、株主をいたずらに増やしても会社側のメリットは少なく、デメリットばかりが気になってしまいます。

１人株主であれば、株主＝経営者であり、株主の影響を考える必要もありません。
そもそも株式会社がそういう思想のために作られたものではないのですが、オーナー会社、非上場でも大きなビジネスをしている企業もあるのです。ヨドバシカメラはその例ですが、こうした事例もよく研究をしておいて損はないと思うのです。

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