WBCはこれまで野球に関心のなかった層に、関心を持ってもらった点で本当によかったと思います。語り始めると５時間くらいかかりますので、また別の機会にしたいと思います。

WBCで前半不振であった、村上選手。本誌は４０年間近いヤクルトファンですから、彼が復活したのはメチャクチャうれしいわけですが、先輩の青木選手、彼も若い頃は結構ヤンチャでしたが、メジャーから戻ってきて人間が変わっていました。

若い頃ヤンチャだったとか、ひどかったとか、完全に人の評価ができる人間でないことはよくわかっていますので、ご容赦ください。

その村上に青木がアドバイスしたのが、

「うまくいかないとき『メンタルの問題』と言う人は、そこで考えることを止めた人。プロなんだから、なぜ打てないのか、なぜケガをしたのか、逆になぜ打てたのか。それを自分で説明できないといけない。『メンタルのせい』と逃げる人が多いけど、ロジカルにならないといけない」

という言葉です。以下の日刊スポーツからの引用です。

プロなら不調をメンタルの問題で済ませるな、ということ、それが考えることをやめた人だということです。プロはできない理由を徹底的に考え、ロジカルにならないといけない。メチャクチャいいこというじゃないですか。

メンタルの問題は重要です。環境はいろいろある。しかしプロはそれを言い訳にできません。プロはそこでとまることなく考え抜け、ロジカルにできた理由、できない理由を自分で説明できるようにならないといけない。激しく賛同しているわけです。

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