マッキンゼーが2,000人、サポート部門中心とはいえ人員削減します。マッキンゼーにいてもこれだけ大規模なリストラがあるのです。

企業がホワイト化し、自分軸で生きる、組織に頼ることなく生きる、自分らしく生きる、、、素晴らしいことです。
こうしたことを強調しなければならないのは、かつてそうでない環境が普通で多くの人が苦しんだからで、改善が進むことはとても素晴らしいことです。

この厳しい環境で稼ぐ企業の特色は「価格決定権」の有無です。

価格決定権を持つためには、嫌なら売れません、できません、と言えるかどうかということに尽きます。
それだけ希少性が高かったり、他に類をみず一生懸命やってくれたり、、、それができる要因はいくつもあります。
重要なことはそれだけ、顧客にとって必要なもの、サービスを提供しているということです。
もちろん独占による過剰利益の獲得には注意が必要です。

この観点からすると、自分が何がしたいのか、をクリアしたあとには、何ができるのか、それが顧客に喜んでもらえるものなのか、しかも価格決定権があるものかどうか、という観点が重要になってくるわけです。言うのは簡単ですが、実行は本当に難しいものです。経営者は楽なはずがありません。もちろん働く人も同様です。成果を残して、稼ぐことができないと、何を続けることもできません。これはNPOでも同様で、活動資金がなければ、どんなに素晴らしいことでも続けることができません。そうならないためには、自分ができることを圧倒的に増やしていく、というプロセスが思ったよりも大切だと思うのです。

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