フォーエバー21が日本再進出です。

初見では、おーーー大丈夫かな？と感じました。

以下の記事をよく見ると、

１）フォーエバー21の日本国内ライセンスを伊藤忠が買取
２）アダストリアが実際の販売を担当
３）ECにフォーエバー21の商品をのせて販売
４）5年後の売上目標が100億円、6割はEC
５）実店舗はかつてのように15店舗ほどにする

というような内容でかなり堅実な内容です。
フォーエバー21にとってはリスクがめちゃくちゃ低いやり方です。

アダストリアは、グローバルワークやローリーズファームなどのブランドで2,000億円以上の売上をあげる企業です。彼らとしては、伊藤忠にもライセンス料を払うものの、ブランドの１つの柱として100億円の売上が見込めることはwelcomeなはずです。

これは広くいえば、業務提携であり、かつ具体的です。
今回、M&Aが絡むことはありませんが、M&Aもこうした「何を一緒に取り組むのか」という視点が行き着くところまでいき、それじゃ、グループ会社になったほうがお互いやりやすいじゃない、というレベルまでいったものが買収、ということになるのだと思います。会社がほしいというのは、本来の筋ではなく、何をするのか、その結果、会社を買ったほうがよい、という思考をすべきなのです。

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