敵対的買収の際に対象企業の取締役会でも検討をせよということはどういうことなのか。

敵対的買収の際に対象企業の取締役会でも検討をせよ、と経産省が推奨している、ということです。
これはどういうことなのでしょうか。
敵対的買収が仕掛けられたときに、反射的に嫌がるのではなく、仕掛けられた方でも取締役会で、しっかり企業価値にどう影響するかなどを検討せよ、ということでしょう。
当たり前すぎます、、、
そんなことをわざわざ言わなければいけないくらいのレベルなのか、という心配もおきます。
さて、そもそも敵対的買収という用語の定義が重要なわけですが、そこで敵対的買収の多くは金融取引を想定していると思うのです。すなわちファンドなど金融業者が、こうすれば金をとれる、株価があがり、もうかる、という発想が根底にあり、自分たちが事業を継続する意思がない状況が前提の場合です。
それであっても少なくとも上場会社であれば、聞く耳を持てよ、というのが今回の経産省の発想です。
これも理解できます。
さらにいうと、M&Aの多くは事業取引なのです。買収したあとに事業を継続し、それでどれだけ稼げるのか、稼ぐのか、という視点です。そこには敵対的な関係では事業継続などできるはずもありません。
ここを混同するから、M&Aのデメリットばかりが見えてしまうのです。
上場企業以外の企業では敵対的買収はできません。
定款に株式譲渡制限があるはずで、会社側がNOといえば、株式の譲渡を株主が勝手にできないようになっているのです。
念の為、定款にその記載があるかどうかは確認してみてください。
93%が満足と回答したファイナンスドリブンキャンプ
本講座では、短期間でCFO(最高財務責任者)への第1歩を踏み出すことを目指します。大量の決算書に触れ、大量にアウトプットし、大量のフィードバックを通してファイナンスという武器を手に入れられます。ブログでは話せない「ライブ講義」も充実しています。まずは無料説明会を受講してみて下さい。
本誌について
本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。
| M&A仲介・アドバイザーを事業としたい方・既にされている方へ | |||
|---|---|---|---|
| セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
| 誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
| M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
| JMAA認定M&Aアドイザー資格取得およびJMAA会員に入会 | ・資格詳細とお申し込み | 入会金33,000円 月会費11,000円(1年分一括払) | - |
| 案件サポート制度 | JMAA会員が初めてM&Aアドバイザリー業務に取り組む場合、あるいはすでに何度かアドバイザリー業務に経験があっても、難易度が高い案件の場合のための、JMAA協会が会員に伴走して案件成約に向けて協力する制度です。 お申し込みは当協会ご入会後にお知らせします。 | JMAA正会員の関与する対象案件の成功報酬の50% | - |
| 買収を検討されている企業団体様へ | |||
| セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
| 誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
| M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
| 買い手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 追加相談サービス 33,000円/1時間 | 1時間〜 |
| 売却を検討されている企業団体様へ | |||
| セミナー・サービス名 | 詳細 | 金額 | 時間 |
| 誰にでもわかるM&A入門セミナー | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン講座の視聴 |
無料 | 2時間 |
| M&A実務スキル養成講座 | ・会場開催の詳細とお申込み ・オンライン開催の詳細とお申込み ・M&A実務スキルの詳細 |
198,000円 | 2日間 |
| 売り手様向けセカンドオピニオンサービス | ・M&Aセカンドオピニオンサービスの詳細 | 33,000円 | 1時間〜 |

M&A実務を体系的に学びたい方は、M&A実務スキル養成講座

メルマガ登録はこちら
ファイナンスドリブンキャンプ
生成AIキャンプ

大原達朗の経営リテラシー-自ら考え、行動しよう-
