ユーグレナが78億円の資金調達をします。以下サムネイルの日経新聞の記事によるとその内訳は以下のとおりです。

転換社債：
マツダ28億円
第一生命保険20億円
年率0.04%
償還期限2028年

新株発行：
丸井グループ約20億円
ロート製薬約10億円

ロートとマルイはユーグレナ製品の販売で提携するということで資本業務提携です。
マツダもバイオ燃料での協業をするということで資本業務提携です。

なぜ転換社債を使うかということですが、転換社債も基本は社債です。
ものすごいざっくりいうと借金をほとんど同じです。返済義務があり、金利を支払わないといけないわけです。
しかし、今回、マツダと第一生命の引き受ける転換社債の金利は、0.04%で激低く、これでは事業会社が資金を貸し付けるメリットがありません。

それでも転換社債を引き受ける理由は、この協業がうまくいき、ユーグレナの株価があがった場合には、転換社債を一定の条件で株式に交換できるのです。株価があがっていれば、貸したお金以上の価値の株価と交換でき、そうなっていなければお金を返してもらう、ということができるわけです。

ユーグレナへの期待がまだまだ大きいということなのだと思います。

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