地銀が仕組債の販売方法をめぐり金融庁から厳しく監督されているということです。

ざっくりいうと、素人にはわからずらい金融商品を、金融の知識の乏しい顧客に販売、苦情も出ているのでなんとかしろ、というとわかりやすいでしょう。

銀行はお金を貸して、利ざやで稼ぐのが事業ですが、それでは食っていけなくなっています。
したがって金融商品の手数料を稼ぐ必要があるのですが、それほど魅力的な商品がなければ、魅力のありそうな商品を売っていくことになるでしょう。多くの行員は真面目にやっているはずですが、無理が生じることもあるはずです。そもそもそういう事業をやっていく事業体でないわけで、そもそも無理をしているわけです。

次はコンサルティング、ということになるわけですが、そう簡単にはいきません。

銀行では５０歳をすぎると出向の名のもとに融資先への異動が普通です。５０を過ぎて事業会社で力を発揮するには行員としてのスキルだけでは足りません。銀行としても丸腰で外に出すだけでは社会的責任を十分果たしたとはいえないでしょう。

そこにアウトスキリング、という考え方が出てくるわけですが、稼げる力をつけるという意味で、多くの方が知っておいてよい概念ではないかと思うのです。

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