日本企業のM&A、2022年最多4,304件という報道です。投資会社が目立つようになってきたということです。
過去最多ということも重要です。それだけM&Aが浸透してきているということです。

こうしたM&Aの統計データは、ほぼすべてMARR（https://www.marr.jp/）がソースです。

このサイトはオンラインもありますが、会員は雑誌とデータベースにアクセスでき、詳細情報を確認できるようになっています。

そして、このM&Aの成約件数4,000件超については、重要な点があり、これは支配権の異動を伴う、通常は過半数の議決権の異動となりますが、これだけではなく、マイノリティ出資である資本参加は追加出資が含まれています。MARRでは用語をきっちりと定義して使っていますので、情報の正確性に問題はありません。

もう１点、では4,300件のうちどのくらいが支配権の異動を伴うものなのか、というと、およそ半分なのです。

ここから何を学ぶべきかは、それぞれの方で違うはずですが、事実として知っておいてよい情報ではないかと思うのです。

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