NISAなど非課税枠が増えるのはよいことです。
だからといって、それだけでは足りません。非課税枠が増えて、手取りが増えるのはもちろん投資した商品の価値があがるからです。金融投資をして、思ったように稼げないことはそもそも相当多く、その場合には非課税枠が増えても意味はありません。

金融商品は小口であればあるほど手数料も高く、そう簡単に稼げないのも実態です。さらに株式売買の税率は約２０％で、それほど高いものではそもそもありません。もちろん意味がないということはないのですが、それだけでバラ色に世の中が変わることは決してありません。

さらに多くの国民は低所得に苦しんでおり、貯蓄や投資をするだけの余裕がありません。

この場合には第三者に投資をするよりも、自らに投資をし、まず自分が稼ぎ、第三者に投資する余裕を作らないといけません。そのためには教育が重要です。自分が稼げるようにならないとニッチもサッチもいかないのです。

教育にも注意が必要です。今の世の中、人のいう事聞いているだけの人間では通用しない。自分で考えられる人材にならないといけない、といわれています。これは正しいのですが、一般的な人でいうと、ステップがあります。

それは人から言われたことを、きっちりできることです。

それができないのに、自分で物事を考えて、実行し、稼げる人はいるにはいるのですが、天才級のひとで、一般の方に再現できるものではないのです。

足元を固め、人から言われたことは大至急できるようになり、それから自ら考えて行動ができるようになる。
そうすると余裕がでてきますから、第三者への投資も始めていく余裕がでてくる。

このステップも忘れてはいけないと思うのです。

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