アメリカでスタートアップの資金調達がままならず、クローズせざるを得ないというケースが出てきています。
経済環境が悪化しているなか、これは止むを得ません。

しかし、儲かる可能性があるのに景気が悪いから投資が激減するということはおかしいといえばおかしいです。

冷静に考えてみれば、スタートアップ、ベンチャー投資はハイリスク・ハイリターンです。
失敗する可能性は高いが、うまくいけば、大きく稼げるというものです。

大きく稼げる場合というのは、投資先が市場からものすごく高い評価を受け、株価がつく状況です。
これは投資の成功、投資先の成功に加えて、市場が楽観的であることが重要です。その状況だからこそ、ものすごく高い期待とものすごく高い株価が実現されるわけです。

したがって、市場のムードはメチャクチャ重要なわけです。

このムードに左右されてしまうスタートアップの資金調達はかなりリスクがあるわけで、資金調達後、できるだけ早いタイミングで自社で稼げるようになることは、あらためて述べるほどのことではありませんが、思った以上に重要なことだと思うのです。

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