湾岸諸国のオイルビジネスへ向けて、２００兆円が流入しているということです。
これは現地の住宅価格にも影響をあたえ、爆値上がりしているということです。

これだけ経済が停滞するなか、オイル関係の値上げの状況を考えるとそこに資金が流入することは当然です。

資金が流入するということは余剰資金はあるわけで、その運用先がなければ、その資金は富を産みません。
金融は経済発展のために不可欠なものであることは間違いありませんが、最終的には実業で富をキャッシュ・フローを稼がないといけません。

その実業ができる人材や企業が不足すれば、資金はあまります。運用できない資金が増えれば、資金は価値を失います。それが物価高につながる。

金融や財政の問題はもちろんたくさんありますが、実業をどれだけやりこめるのか、その視点も忘れてはいけない大切であることを気づかせてくれるニュースです。

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