HISよ、お前もか、という感じの記事です。
資本金を１億円に減資し、中小企業となり、税金を減らす。おいおい、いい加減にしろ、と読者が感じるタイトルではあります。

この問題点は資本金を判定基準にしていることです。

これを純資産にしてしまえば問題は解決します。
あるいは外形標準課税をもっとシンプルにしてしまう、たとえば総資産に一定の税率で課税をしてしまうなどの方法でも解決します。

たしかにこの方法では、合理的に節税ができる可能性のある企業は出てきます。この制度が導入されるときから関係者の誰もがわかっていた問題点です。

それではこの問題を解決すべきは誰か。政治家、正確には国会議員です。
国会は立法府＝法律を作る場所です。だから彼らがこれを議論し、直さないといけません。内閣ではありません。

立法、法律を作るのが国会であり、国会議員です。
三権分立の基本。基本を大切に判断し、行動していけるように頑張っていきます。

HIS、ハウステンボス売却と1億円減資をつなぐ「欠損金」: 日本経済新聞 https://t.co/phZmU27I1b

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) September 5, 2022

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