昨日は多くの方とM&A業界について話をしました。

課題はたくさんあるのですが、その本質は売りたい、買いたい、アドバイザー業務を始めたいという方の多くが、

「何がわからないのか、わからない」

ということなのではないかと思います。

こういう状態になったときに、起きることが名前の知っている、聞いたことのある専門家に頼む、ということです。

これは決して間違っているわけではありません。専門家でない方が知っているということは、それだけ実績がある、ということであることは間違いありません。また実績がなくても広告を出しまくっているかもしれません。広告を出しまくる、ということもお金がかかることで誰でもできるわけではないので、それなりの力がある業者である可能性は高いです。

しかし、誰に対しても万能、という商品やサービスはありません。自分たちに不足しているものは何なのか、それをはっきりさせる必要があります。それがわかれば、業者を利用することができます。

何もわからないので、なんとく知っている業者に依頼するのは「丸投げ」です。業者に悪気があれば、「カモ」になります。悪気がなくても目的がはっきりしないお客さまへの対応は難しく、ヒアリング、調査に必要以上の時間がかかり、コスト増につながってしまいます。

いまさらですが、「何がわからないのか、わかる」状態にしておくことはとても重要なことなわけです。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。