ソフトバンクグループ株をファンドのエリオットが全株売却するそうです。

ソフトバンクグループはファンド部門の大赤字で、ボコボコにされているなか、今度はファンドが同社の株を全株売却した、ということです。２０２０年２月に２５億ドル投資したということですが、この２年間で株価は低調です。

○ヤフーファイナンス
https://finance.yahoo.co.jp/quote/9984.T/chart?styl=cndl&frm=wkly&scl=stndrd&trm=2y&evnts=&ovrIndctr=&addIndctr=
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エリオットの投資としてはうまく行かなかったのでしょう。

そもそも上場企業であるソフトバンクグループがファンド事業をやっていること自体に否定的な意見はあります。
さらにそこにファンドが投資をする、というのは体裁から見ると運用者が増え、投資家にとっては手数料が増すだけで、メリットがあるとは思えません。しかし、それを補ってあまりある可能性があったと判断したのでしょう。しかし、それが終わってしまった、という判断なのでしょう。

というようにボコボコのソフトバンクグループですが、１Ｑの決算（https://group.softbank/system/files/pdf/ir/financials/financial_reports/financial-report_q1fy2022_01_ja.pdf）でみてもしっかり営業キャッシュ・フローも出しています。

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ファンドの損益は、キャッシュで決済されているわけではない評価損益ですので、それだけのキャッシュが流出しているわけではなく、３兆円の赤字を出したから、すぐにキャッシュ不足となり、破綻するというものではありません。

個人的な感想ではありますが、これだけボコボコにされると応援したくなる本誌がいます。

ソフトバンクＧ株売却　「物言う株主」の米ファンド―英紙報道：時事ドットコム https://t.co/kLLlhOxdND @jijicomより

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 16, 2022

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