アマゾンがルンバのアイロボットを買収したが、アイロボットの業績はどうだったのか。
買収金額は2,285億円ということです。

そもそも今回の買収対象会社であるアイロボットの業績はどうだったのでしょうか。
直近の情報は以下にありました

○iRobot Reports Second-Quarter 2022 Financial Results
https://investor.irobot.com/news-releases/news-release-details/irobot-reports-second-quarter-2022-financial-results

直近四半期（3ヶ月間）の売上は、255百万ドル（前年同期365百万ドル）、営業赤字64百万ドル（前年同期3百万ドル）です。

ざっくりいうと、売上300億円、営業赤字80億円程度といった感じです。単純に4倍して年換算すると売上1,200億円、営業赤字320億円、です。業績は最悪、しかも下降トレンドです。厳しい状態といってよいでしょう。

この状態を考えるとアマゾンに限らず、このリソースを使って稼げる企業と協業できたほうがよいことは間違いない状態です。

１つの事業だけで永続は難しく、これを避けるには次々と新規商材、ビジネスを立ち上げていく必要がありますが、これができる企業もほとんどありません。ということは、アイロボットのような成功した企業も、継続のためにはアライアンスを積極的に検討、実行していかないといけないことは間違いありません。

本誌の提唱しているM&A3.0（https://ma-japan.info/?s=M%26A3.0&fbclid=IwAR0MPmC-AmGKzKiIqlFEAdx-6d1M7L7qc2YEIg0ti7i_6SE58MoGzGSE4Yg）とはそういうことなのです。

 

アマゾン、「ルンバ」のアイロボット買収。2285億円(Impress Watch)#Yahooニュースhttps://t.co/ma0vIqStIN

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) August 5, 2022

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