サイバーエージェントの初任給が４２万円、ということです。
これを高いと見るか、安いと見るか。
当然採用される側のスペックによるでしょう。

しかし、月４２万円でエンジニアを外注しようと思えば本人の給料はおそらく３０−３５万円です。年収は４００万円レベルで、決してトップレベルのエンジニアではありません。企業からすれば、それほどとんでもない出費ではないということです。

特にエンジニア、クリエイターは学生のうちから、若いうちからアウトプットをつくる機会はたくさんあり、即戦力という言葉はなじまないかもですが、そんな人材はたくさんいます。そのなかには起業して、一発当てたいと思っている人もいるでしょう。

その人たちへ４２万円の初任給というのは関心を持つよいフックになるはずです。
さらにいうと、４２万円の初任給で採用されたメンバーは数年後に１０００万円、２０００万円と稼げるだけの場所を提供できるとよりよいはずです。

サイバーエージェントは、本業で稼ぎつつ、メディア事業を自前で持つためにAbema事業に投資を続けています。
ここに貢献できる人材であれば、それはいくらでもほしいはずです。

何もできない学生ではなく、すでにアウトプットを出せる人材に月給４２万円、と考えるとものすごく安いわけです。

サイバーエージェント、初任給42万円　IT以外も2割増: 日本経済新聞 https://t.co/hKdRpHeDCX

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) July 25, 2022

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。