JALが3,000人配置転換をし、ZHDがAI教育に力をいれています。

JALの配置転換先は、LCC、非航空事業ということです。JALの非航空事業は保険、空港での販売など、航空事業に関連している事業も多いはずで、需要が急拡大しなければ、配置転換先の業務も長期間保障できるものでもないはずです。

一方でヤフーグループのZホールディングスはAI人材教育にかなり力をいれています。
文系人材であっても、入社後教育によってAI人材に転換を図ろうというわけです。ノーコードでの開発ツールがより浸透していくことを考えると、スキル的にはどうやってもできない、ということはないはずです。

いずれにしても環境の変化が急すぎるなかでは、その変化に「適応」していかなければなりません。

そのときに必要なことは、適応する、考え方の柔軟性、フットワークの軽さ、あたりでしょう。
さらにいうと「軸」は大切なことなのだと思います。そして、「現場」もより重要です。

システムは現場の業務を効率化するものですから、業務とシステムの両方のエキスパートが必要です。
これまではこれが分断されていました。

この距離を縮めるためにはエンジニアが業務を理解し、業務部隊がシステムを理解する。
そのレベルが両方ともトップレベルであればいうことはありませんが、実際にそんな人物は極めて少ない。

それであれば

現場レベル：１０
システムレベル：６

のような人材であれば、極めて希少性の高い人材であり、それが「軸」にもなりうるはずです。

新たな領域に踏み出したときには１０点を目指すのではなく、５，６点。そしてそれ単体で勝負するだけでなく、現在持っているものと組み合わせで希少性を出していくことが必要だと思うのです。

JALが3000人配置転換、LCCなどに　ビジネス需要低迷長期化: 日本経済新聞 https://t.co/mrGg1GT3Yl

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) July 19, 2022

ZHD、文系もAI人材に：日本経済新聞 https://t.co/AKT5QeM1mf

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) July 19, 2022

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