日々、多くの方の課題解決に向け、相談を受けている本誌です。
この環境では問題や課題がない人、組織はないでしょうから、これは仕方がない。

こうした中で、問題解決に向けては、形式的に言うと、「本当の問題は何なのか」カッコよく言うと「本質的問題の特定」が重要です。実態として、コミュケーション不足ということが多いのは実態です。

リーダー層が考えていることが現場に伝わっていない。逆もまたしかりです。

これは考えていることが抽象的であることも多いです。総論はよくても各論、要するに今、何をすべきなのか、これがはっきりしていないことも非常に多いのです。

ところで、こうした問題を解決するのは、お互いの理解が必要です。
リーダー層のことを現場の方が知ることは難しいです。しかし、その努力をしているでしょうか。

信頼を失うともうロジカルには行動できません。
信頼を構築するために必要なことはお互いの努力でお互いをよりよく知ることです。

リーダーが何を考えているのか、を知るためには彼らをよく観察すること、そして情報を収集することです。そこにはいわゆる勉強も含みます。そして、自分たちが本当についていってよい、一緒に頑張りたいリーダーなのか見極めをする必要があります。駄目なら、別の道を探す。そうして選択肢を増やしていかないとやってられません。

しかし、リーダーの見極めは簡単ではありません。彼らもプレッシャーの中で頑張っており、朝令暮改に見えることは、新たな情報を得た結果かもしれません。リーダーを見極めるためにも、考えることが必要で、考えるためには情報が必要なのです。

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。