ソフトバンクグループが１．７兆円の大赤字になっています。
同社については本誌でも何度も記事を書いていますので、以下からご覧ください。

https://ma-japan.info/?s=%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97

今回の決算について、同社の決算短信を確認しておきましょう。

https://group.softbank/system/files/pdf/ir/financials/financial_reports/financial-report_q4fy2021_01_ja.pdf

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

Cの行を見ていただくと、これがファンドの業績です。前期がプラス６．２兆円、今期がマイナス３．７兆円でおよそ１０兆円損益が悪化しています。coupangやDiDi株式の評価減などが原因です。上場株だけでなく、非上場株についても時価評価されており、マーケットの動向によって業績が数兆円単位で上下するビジネスモデルになっています。逆に前期は売上より利益が上回るやや意味不明ではあるが、ものすごい決算になっています。

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

この損失の多くは、評価損ですので、キャッシュアウトが必ずしも伴うわけではありません。実際に同社の営業キャッシュ・フローは良化しています。

ソフトバンクグループはこういう会社なのです。

ソフトバンクG、最終赤字1兆7080億円　22年3月期: 日本経済新聞 https://t.co/xcFD6Vrz7O

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) May 12, 2022

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