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補助金はこの際おいておいてPBR1倍未満の会社を調べていたら、とんでもない状況でした。

PBR1倍を切るとは、清算価値が時価総額を下回っている状態です。
今、会社を解散したとしたらいくら手元に残るのか、という金額がざっくりいうと純資産です。
この純資産より時価総額が低いということで、会社の資産を全然有効活用していないと株主から責められたら、何も言い返せないという状態です。

https://finance.yahoo.co.jp/stocks/ranking/lowPbr?market=all&term=daily&page=1

上記で調べてみました。2022年3月31日9時ごろのデータです。
なんと、3846件中1854件が1倍以下でした。以下にはよく知っている企業も含まれています。

***以下、引用***

***引用、ここまで***

そこまで多かったか、、、ということですが、こうなると最低はどうなのか、気になってしまいました。0.09倍、、、、地銀が並んでいます。

***以下、引用***

***引用、ここまで***

さすがに気になるので、千葉興銀さん、決算見ておきましょう。ちなみに時価総額はこの時点で168億円です。

直近の決算短信(https://ssl4.eir-parts.net/doc/8337/tdnet/2079468/00.pdf)を見ると純資産が1,900億円あります。たしかにその1/10未満の時価総額しかついていません。これは、、、、思った以上です。

利益もきちんと出していますし、財務は健全ですが、投資対象としてはほとんど死んでいるといっても過言ではありません。

こうした企業の問題は稼いでいないわけではなく、持っている純資産を有効活用できていないわけです。金融機関の場合には純資産が厚いことは預金者にとってはよいことです。それを追求するなら上場廃止して健全にやっていくという方法もあります。いろいろしがらみがあるのでしょうが、さすがにこのままでよいとはとても思えません。

 

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