公示価格が変動しています。

ざっくりいうと駅前商業地としては一等地が下がり、住宅地、郊外の一部があがるという流れです。
これは明らかにコロナの影響によるもので、駅前一等地の商業地に人が集まらず、郊外に人がとどまった結果でしょう。

売買金額だけでなく、賃料にも変化があるはずです。
店舗ビジネスでも、ここまでは助成金、協力金、融資でなんとか生き残ってこれても、これからも閉鎖、縮小が続くでしょう。

明らかに人の流れが戻ってくれば、この価格は通常価格に戻ります。
しかし、コロナが明けて人の流れがどうなるのか、を完全に予想することはできません。

だからこそ地価が下がるわけですが、ここで逆張りで、回復に向けて投資をできるかたがリスクテイカーです。
投資がゼロになる可能性もあり一方で、安い賃料や地価での買い入れができる可能性があるわけです。

リスクを取り、仮にうまくいかなくても、会社全体が傾くということがない、というレベルでリスクをとることもありますし、ここは勝負、と腹をくくって勝負にでることもあるでしょう。

どちらがいいとは判断できません。

リスクをとらないといけないこともあります。その場合には最悪のケースを具体的に想定しておくことで余計な不安を持たずに済みます。これについては随分前にプレジデントオンラインで記事を書きましたので、参考にしてください。

https://president.jp/list/author/%E5%A4%A7%E5%8E%9F%20%E9%81%94%E6%9C%97

新型コロナウイルス禍の影響が徐々に和らぎ、地価は回復に転じた。2022年1月1日時点の公示地価は全国平均が2年ぶりに上昇した。テレワークの広がりなど暮らしの変化が郊外の住宅地の上昇に表れた。東京都心の商業地は下落が続き、コロナの爪痕も残る。 #日経ビジュアルデータ https://t.co/6UgKO8a2Q6

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) March 22, 2022

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