サウジのアラムコ上場廃止は、上場審査がまともに機能していることを証明しています。

記事によると、上場廃止の理由は

１）原油埋蔵量などの情報開示はしたくない
２）ガバナンス改革もしたくない

簡単にまとめるとこの２つです。

情報も自分たちでもっておきたい、皇太子の好きなようにやりたい、ではもう誰も相手にしなくなったのでしょう。金融機関やコンサルティング会社など、相当な手数料を見込んでいたはずで、どうしてもやりたかった案件でしょうが、それがこのような形になったということは、そもそもトップのスタンスが話にならないか、報酬を大幅に値切られた、あるいは両方の理由が原因かもしれません。

いずれにしてもいくら資金があっても、上場に適さない企業を、甘えさせないというスタンスは極めて正しいものと評価したいところです。

220兆円とする企業価値にも？がついているということです。

アラムコ上場中止観測　サウジ改革資金 宙に：日本経済新聞 https://t.co/nQjGLL2WNC

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年8月23日

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