大江戸温泉は現在ベインキャピタルですが、ローンスターへ転売されます。

ファンドからファンドへの転売となります。売却金額などは不詳です。

2015年にベインは500億円で大江戸温泉を買収しています。直近の赤字が107億円ということです。
インバウンド需要にかなり依存していたはずですので、目論見違いで損切りをせざるを得なかったということでしょう。

普通に考えれば500億円より安く転売されている可能性が高いのでしょう。
すでに投資から７年目になりますので、ファンドも償還期限を迎え一部は出資を返還しなければならない可能性もあります。

ローンスターはPGM（パシフィックゴルフ）ととともに破綻したゴルフ場の買収を進めた実績からも破綻案件に強いファンドでもあります。

２−３年間以内にインバウンドが復活すれば、十分に上場によるexit可能と踏んでいるのかもしれません。
ということであれば今回はかなり買い叩いている可能性が高いのではないでしょうか。

外資のファンドによる転売を嫌がる方もいるでしょうが、誰かが引き取ってくれなければ、これだけの赤字の企業は破綻してしまいます。となると操業停止、従業員の雇用もなくなります。よいところばかりではないのですが、悪いことばかりではことはないのです。

大江戸温泉、米ローン・スターが買収(時事通信)#Yahooニュースhttps://t.co/p8iMQabeJk

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) January 16, 2022

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