スルガ銀行がスマートデイズの件で、相当な不正融資をやっていた可能性が高いと連日報道されています。顧客の預金残高を改ざんしたりしているようで、あり得ない体たらくではあります。

一方で、借りた方には責任はあるでしょう。投資にリスクはつきものです。スマートデイズに騙されたとするのであれば、スマートデイズにも問題はあるでしょう。しかし、顧客にも問題がなかったのでしょうか。

日々、M&Aの相談を受ける中で、最近は買ったばかりの案件がニッチもサッチも行かず、なんとか転売をしたいという相談も受けます。その中には、考えられないほど買い手に不利な条件での譲渡が起きている実態を目の当たりにしています。

大手が売り手で買い手が個人であるような場合、契約書は売り手が作り、なんとなく買い手はよくわからないけれど、判子を押してしまっているというようなケースです。自身が身を守るために勉強をし、情報を収集する必要はあります。それと信頼できる専門家、プロからの意見をお金をかけてでも聞く、ということは大切だと思います。

情報はタダではありません。タダより高いものはない、という言葉もあらためて心に留めておくべきでしょう。

スルガ銀行「相当数の行員が不正知りながら融資の可能性高い」 TBS NEWS https://t.co/JlfBet7agK

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2018年5月16日

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