ココイチが値上げと海外ビジネスの子会社化の影響で、純利益が改善していると報道されています。現状の通期純利益見込は３４億円のまま据え置きということですが、上方修正もありうる状況でしょう。

しかし、この記事（http://ma-japan.info/archives/4180）でも言及したとおり、ココイチの買収には相当のコストがかかっていますので、もっともっと業績を改善し、さらに拡販をしていく必要があるのでしょう。

買収直後から、しっかり結果を残している点は素晴らしいと思います。今後、親会社であるハウスがココイチをどうやって利用していくのか、やはり海外展開が大きなカギとなるでしょうが、ハウスは決して海外で実績のある会社でありません。ココイチを利用して、ということいなるかもしれませんが、大きな成長のカギとなるでしょう。ハウスだけでは、こじ開けきれなかった海外展開が実現できるのであれば、この投資は安い買い物になるでしょう。成功するための条件はたくさんあると思いますが、トップマネジメントがどれだけコミットできるのか、という点が大きな要素になると思います。

壱番屋の３～５月、純利益10億円　値上げ効果　　：日本経済新聞 https://t.co/quSjyOgE4k

— 大原 達朗 Tatsuaki Ohara (@ohhara_cpa) 2017年6月26日

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