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GEのトップ交代からみるM&Aの本質

GEがトップを交代すると報道されています。ジャック・ウエルチからトップをついだイメルトも16年間経ち、61歳になり、トップ交代を決断しています。逆算すると、彼は45歳でCEOに就任しています。次のCEOは55歳です。10年単位くらいではトップを務めるのでしょう。

GEのトップになると、すぐに次のトップを決めるために、調査、面談を繰り返すそうです。創業オーナーはいないが、長期的にトップを任せることの出来る人材はそう簡単に決まらず相当長い期間をかけて、大きなトップの業務として、次期トップを決めていくということです。

日本では創業オーナーを除き、こうしたトップを決める、そして期待にこたえられる創業オーナー以外のトップは多くありません。事業承継の問題を抱える企業にとっては、即効性のある対応策ではありませんが、長い期間をかけて、参考にすべきテーマであるでしょう。人材不足、経営者がいない、という理由でM&Aに頼るのは安直かもしれません。

GEは随分前から、金融部門を切り離し、エジソンから続く照明事業を売却しています。しっかり利益の出ている状態で、実現しています。彼らのM&Aは目先の資源調達とか短期的な売上目標達成とか、赤字部門のリストラというような短期的な視点で実施されていません。長期を見据えたトップを据え、長期間のビジョンを達成する目的のため、M&Aを実施しています。彼らの動きはときどき、M&Aファイナンス新聞でもフォローしていますが(http://ma-japan.info/?s=GE)、ぜひ皆さんも彼らをぜひ研究してみてください。

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