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ソニーがパラマウント買収から撤退することはもっと注目するべきです

ソニーグループがパラマウント買収から撤退するということです。

結果として、条件が合わなかったということなのですが、これは注目すべき意思決定です。ソニーグループは、明らかにソフト、エンターテインメントビジネスに舵を切っており、その中でもIPの確保、活用に力点を置いています。ソニーファイナンシャルグループの上場、株式の売り出しもファイナンス事業はexitへ向かい、その資金を別の収益源にあてようとしています。

その重要なターゲットの一つがソフト、IPであり、具体化されたターゲットがパラマウントでした。

投資は経済行為ですから、リターンと見合っていないとやる意味がありません。
方向性としては狙い目ではあったが、結果として条件が合わずに降りた、というのはソニーグループにとっては残念であったでしょうが、ソニーグループにとっては投資不適格であったということのはずです。

大規模買収をやった、という事実だけに注目するだけでなく、諦めた、やめた、という事象にも注目していくべきでしょう。M&Aは取引固有のリスクが高いわけですから、慎重、冷静な部分も常に持っておく必要があるわけです。

Sony Group has decided to withdraw from acquiring Paramount.

Although the decision came down to a mismatch in conditions, it is a noteworthy decision. Sony Group has clearly shifted its focus towards software and entertainment, with an emphasis on securing and utilizing IP. The listing of Sony Financial Group and the sale of shares indicate a move away from finance towards other revenue sources.

One of the key targets was software and IP, with Paramount being a concrete goal.

Investment is an economic activity, and if the returns don’t justify the action, there is no point in proceeding. While the direction was promising, the fact that the conditions didn’t match and they decided to pull out is disappointing for Sony Group, but it was clearly not a suitable investment for them.

It’s important to pay attention not only to major acquisitions but also to cases where companies decide to abandon or halt plans. Given the high inherent risks in M&A transactions, it’s essential to maintain caution and rationality.

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