白鶴酒造が青森の最大手・桃川買収すると報道されている。しかも、今回の対象会社である桃川は経営不振で韓国のファンドが保有しているという。

日本酒は現在、非常に流行っているが、設備産業でもあるし、職人の世界でもある。こういったビジネスでは生産管理も重要だが、マーケティングが非常に重要だ。よいものを作っていても、マーケティング不在では売れるはずもない。そして、そのよいものは時代とともに多少の変化が起きる。過去にしがみついているだけでもダメだ。

また将来的には海外への展開がマストとなってくるだろう。こういった課題を前にして、規模が小さい企業では体力が足りない。今後、この業界でも合掌連衡は続いていくだろう。

今回のディールでは、買い手が神戸、対象会社が青森のようなので、どうやって一体経営をしていくのか、という点が成功のポイントになりそうだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

白鶴酒造が青森の最大手・桃川買収 http://t.co/Kl5eKE62RX @nikkansportscomさんから

2014/12/19 06:24:47

 

本誌は、M&Aを売り手、買い手、アドバイザーが三方良し、となるのが当たり前の世界の実現を目指しています。そのためには当事者が正しい情報を得て、安心して相談のできる場が必要です。その実現に向けて本誌は、日本M&Aアドバイザー協会で、以下のサービスやセミナーを提供しております。