セブンとイオンの業績を比較し、セブンが圧勝しているという報道がされている。
この違いを確認するには、各々のセグメント情報をみておくとよい。

セブンは営業利益のほとんどをコンビニ事業で稼いでおり、それに金融関連事業（セブン銀行など）がつづている。百貨店事業の赤字も最小限に抑え、またこのブログでもとりあげたニッセンがメインの通販事業の赤字をカバーしている。

一方で、イオンは本業のスーパー部門が報道のとおり赤字に転じ、利益面では不動産業、金融業等が稼いでいる状態だ。イオンのスーパー部門は最近、好調な業績を続けていたので、背景に何があるのか不安ではあるが、セブンの定価販売のコンビニ事業の強さが際立つ。値決めは経営という言葉は胸に響く。

○セブンアンドアイホールディングス2014年8月決算短信
http://www.7andi.com/dbps_data/_template_/_user_/_SITE_/localhost/_res/ir/library/kt/pdf/2014_1002kt.pdf
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

○イオン2014年8月決算短信
http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1183130
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

流通２強、セブン圧勝　イオン、９割減益　スーパー苦戦　８月中間（産経新聞） – Y!ニュース http://t.co/7Nd8gqZsNU

2014/10/05 06:51:57

 

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