日本郵政株式売却と4兆円のゆくえ
日本郵政の上場にむけて主幹事証券会社を選定する必要があるが、それに21社が応募したと報道されている。超大型上場であるから、どの証券会社も担当したいのは当然だろう。
記事で気になるのは、上場後の4兆円の売却収入だ。4兆円といえばものすごい金額だが、現在の国家財政は40兆円程度の歳入に対し、100兆円程度歳出がある。60兆円くらいの赤字だ。4兆円も3年に一度売り出しをして、2022年までの見込みだという。
要するにこれだけの収入を得ても焼け石に水状態なわけだ。民営化して上場するのは結構、それによって国家財政にプラスになるのも結構、しかし、桁違いの赤字を垂れ流し続けていることを国民は把握しておく必要があるだろう。
大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa
日本郵政株式売却-主幹事証券に21社が応募:日刊工業新聞 http://t.co/WJLr0tjerg @Nikkan_BizLineさんから
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