代ゼミの大幅なリストラについてはこのブログでも書いたが、学研と栄光も業務資本提携を行う。資本提携自体はお互いに３ー４％程度の株式を７億数千万円ずつ出しあって進めるもので、正直、大きなインパクトはない。

業務提携の内容でベトナムで協力して新講座を作るなどの案が開示されているが、ボリューム的には厳しいものだろう。そもそもターゲットセグメントが大幅に縮小しているわけであるから、小手先のプランではいかんともしがたいのだろう。それは代ゼミの大幅リストラをみてもわかる。コスト削減目的でいえば、合併のうえ、重複している教室の統合や間接部門の一本化などが避けれらない。これも当然重要であるが、ターゲットセグメントが増加しない以上、海外も含めた新ビジネスや周辺ビジネスへの進出、それもスピードを重視するのであれば、M&Aを使った手法が増えていくことになるだろう。手遅れにならないよう、スピード感をもって進めていかなければならないだろう。今後も学習塾業界の合従連衡を含めたM&Aは増えていくに違いない。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

学研と栄光、業務資本提携…教育ICTや語学事業を拡大 http://t.co/Nynb9eOWRt @ReseMomさんから

2014/09/02 06:08:29

 

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