バーガーキングがカナダのコーヒー・ドーナツチェーン、ティム・ホートンズと買収交渉にはいったと報道されている。これが成立すれば、世界３位のファストフード企業となるが、目的は統合後に本社をアメリカからカナダへ移し、節税をしたいという点のようだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

米バーガーキング、カナダのドーナツチェーン買収へ交渉　　：日本経済新聞 http://t.co/yAuLLHwErI

2014/08/26 05:40:39

アメリカは日本と並ぶ、法人税率の高い国だ。一方でカナダのそれはこのサイトによると、26％程度。日本でもサンスターがスイスに本社を移すなどしているが、今後、ますます拍車がかかるかもしれない。

もちろん、各国の国税当局はそれを許さないように手を尽くすだろうが、実際問題として税率が高く、国民に対するサービスの悪い国は国際競走に敗れているわけだ。国だけが競争から逃げて良いということもない。企業と国税のイタチごっこになる可能性も否定できないが、少しでもよい環境でビジネスをしたいという企業の欲求を否定することもまたできない。

１つ１つ丁寧にこういった事象を見ておき、考えていくと色々なビジネスの将来の動きが少しづつ見えてくるような気もする。

○財務省HP
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/corporation/084.htm
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊ 

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