代ゼミが27校のうち、20校を閉鎖する。日々是決戦と学生にはハッパをかけ、日々是決算と講師から言われ、カネにも厳しいところを見せていた代ゼミ。

講師の代ゼミ、生徒の駿台と呼ばれ、生徒はイマイチだが、講師に人気講師を集め、大量の生徒を集めていた。しかし、その手法は後進の東進ハイスクールにとってかわられた。

閉鎖ももしかすると遅すぎる判断だったかもしれない。中学受験のSAPIXを傘下にいれるなど、対応はしているものの、なにしろターゲットセグメントが減少があまりにも激しい。

200万人以上いた、同世代の人口がすでに100万人程度になっている。
しかもそうなってから10年以上の年月がたっている。もはや他のビジネスへ展開するか、あるいは、ビジネスを小さくして、小さく稼ぐ、という手法に変えるしかないはずだ。

このような人口動態に左右されるマーケットの変化の先行きは必ず読める。
見て見ぬフリは誰もできない。手遅れにならないよう、先をよんで方向性を決める。それが経営者の仕事だろう。

代ゼミの校舎のうち、自社物件がどれだけあるかわからないが駅前の好立地が多い。これについては不動産業への転換が現実的だろう。20校程度であれば、駅前の開発に実績のあるチームを招聘できれば、開発は可能だろう。しかし、その場合、報酬の多くはそのマネジメントチームに配分し、代ゼミの現経営陣はオーナーとしての立場に徹し、余計な口出しをしないとスタンスを徹底しなければならないだろう。

○内閣府HPより
http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je05/pdf/05-00302.pdf
＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

代ゼミ、20校閉鎖　浪人生減で全国７校に　　：日本経済新聞 http://t.co/fMETYgIwck

2014/08/23 15:38:07

 

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