J-IFRSはIFRSとは認めないという見解が報道されている。以下リンク先の記事を引用しておく。
そもそも日本におけるIFRS導入についての私の意見はこのブログでも述べた。

これに対してJ-IFRSなるものの制定をなぜか始めたわけだが、これがIFRSとして認めれないのは当然だ。

ここではJ-SOXとの違いに注意しておきたい。J-SOXというのは略称で、内容的には日本のルールであり、その導入にあたって米国のSOX法を参考にしたにすぎない。米国から適用を求められるものでもなんでもなく、日本が勝手に日本のルールをつくったにすぎない。

一方でIFRSは世界共通ルールを定めていて、これに対する日本版など存在するはずもない。考えられるとすれば、IFRSを参考に日本が勝手に作った日本独自のルールであり、これであれば策定の理由がない。こんな当たり前のことについて、議論がされずに策定業務が進んでしまう。

IFRSの設定主体のIASBに理事を送り込むなど、一定程度の影響力を持っておきたいという背景があり、そのために日本がIFRS導入に対して何もアクションをしていないと言われないように、こういったアクションをしているものと思われるが、影響力を持ちたいなら、資金、そして実態と伴った活動が必要なはずだ。

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

「日本版」はＩＦＲＳと認めず　国際会計基準審　　：日本経済新聞 http://t.co/5tfYkX2Va0

2014/06/06 05:05:49

＊＊＊以下、引用＊＊＊

＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

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