アマダが儲かり過ぎて利益のすべてを配当と自社株買いへ回す、と報道がされている。アマダは板金、プレスなどの機械設備メーカーであるが、同社の決算説明会資料によると日本だけではく世界中でバランスよく稼いでいる。

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どの程度儲かっているのか、という点だが、こちらは決算短信を確認しておく。
売上2,500億円、営業利益160億円、経常利益200億円、当期純利益120億円。今期も増収増益見込み。

総資産5,500億円に対して、純資産が4,100億円。売上の２倍近い純資産がある状態。
もう投資する先も見当たらないのだろう。M&Aもすでにミヤチテクノスを買収している。
海外企業の買収は可能性としてはあると思うが、会社としてはいったん配当等で株主へ還元して、様子を見ようという趣旨が記事から読める。

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オーナー企業であれば、配当をしても、その配当の多くがオーナーに入るということもあるが、EDINETで昨年度末の株主を確認すると、以下のとおり、特定の個人ではなく信託口、金融機関が大株主となっており、配当が経営者等の個人資産を増やすということもなさそうだ。

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大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

アマダ、利益をすべて株主に　配当と自社株買い　　：日本経済新聞 http://t.co/KfaKAlreaq

2014/05/16 06:16:55

 

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