ゼロックスが会計士などを400人をフィリピンで新規雇用すると報道されている。フィリピン人は英語のテレビ番組も多く、大学の講義はほとんど英語であり、英語が堪能な人材が多いうえに高学歴の学生のレベルは非常に高い。

BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）の拠点として、すでにコールセンター業務を始めとして英語圏の業務をとりこみまくっている。コールセンターの顧客は米国が多く、フィリピンでは時差の関係で深夜から早朝のシフトが多く、彼らは「graveyard shift（墓場シフト）」と呼び、稼げはするがそう長くは続けられない仕事として認識されている。

会計監査手続なども電子化が進めばフィリピン人がフィリピンにいたまま実践できる部分があるはずだし、私が知らないだけで実践されている部分があるはずだ。

ゼロックスはBPOの一環としての採用だろうが、こういったテーマをみるにつけ、ビジネスとは、何をいつ、誰がやるのか、要するにProductの選択が重要であることを認識させられる。

＊＊＊以下、引用＊＊＊
世界的企業のゼロックス社は10日から２日間、首都圏マカティ市内のホテルで会計・財務担当スタッフを400人採用するための就職説明会を開く。同社は首都圏とセブの事業所ですでに7500人を雇用している。13年には５千人以上の公認会計士が資格取得し誕生するなど、比は会計士の人材が豊富という。（10日・スタンダードトゥデー）
＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

会計士ら400人を新規雇用 | まにら新聞ウェブ The Daily Manila Shimbun Web http://t.co/6SexfOXzWt

2014/05/12 09:28:51

 

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