東莞市にあるアディダス、ナイキの製造を受けている裕元工業が５万人規模のストがおき、アディダスは別の企業へ製造委託を一時、移転していると報道されている。

このストの原因については以下リンク先を引用しておく。
社会保険や住宅手当が全額支払われていない、あるいは不正な労働契約が原因で、子どもたちを地元の学校にいれることができないということであれば、これは個別企業というよりも政府の指導、監督の問題も大きい。

いつまでもこのような勝手な経営を続けていれば、中国で製造をしている外資企業が感じるチャイナリスクはますます高まる。当然、今回のアディダスのように製造委託先を変更することもでてくるはずだ。現状、中国の製造能力が巨大なために隣国に急に製造拠点をすべて変えることはできないが、少しづつではあるが流出が進んでいる。気づいたときには誰にも相手にされないと可能性もある。

今回の記事で言及されている今回のストの原因が事実であるとすれば、労働者の問題というよりは政府のの問題も大きい。ますますチャイナリスクが増大していることを感じる。

＊＊＊以下、引用＊＊＊
ストの参加者は、工場から社会保険料や住宅手当が全額支払われていないと主張している。また不正な労働契約が原因で、子どもたちを地元の学校に入れることができないという。
＊＊＊引用、ここまで＊＊＊

大原 達朗 Tatsuaki Ohara@ohhara_cpa

中国工場で５万人スト　アディダスは委託先を一時移転 http://t.co/iHIN9G5chU @cnn_co_jpさんから

2014/04/26 16:16:05

 

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